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歯周病は、少し前までは歯槽膿漏と呼ばれていた口の中の疾患です。歯
茎に付着しているプラークという歯垢が歯周病菌となり、歯と歯の間に入り込んで口の中で増殖することで炎症を起こします。進行すると歯茎や顎の骨の部分が溶けてしまい、歯が抜けてしまう危険性があるのです。
歯周病というと、高齢の方がかかる病気のイメージがありますが、実は日本人の8割以上もの人が歯周病に罹っていると言われている病気です。また、約3割の小学生が歯茎か腫れ、出血する歯周病の予備軍の「歯肉炎」にかかっていると言われています。
歯周病はある程度進行するまで症状が現れず、気がついたときには症状がかなり進行していることが多いです。また、歯周病は一度患ってしまうと、自然に治ることがなく、治療するためには必ず受診しなければなりません。「歯茎から出血をする」「歯がグラグラする」などの症状が出たら、できるだけ早めに受診するようにしましょう。
ひかり歯科医院では、歯周病の治療だけではなく歯周病予防も積極的におこなっています。ブラッシング予防では患者様ひとりひとりに合わせた、適切なブラッシング方法や日々の歯磨きで効率よくプラークを落とす方法を指導することが可能です。
そして、超音波スケーラーやキュレットを使い、日々のブラッシングでは除去しきれていないプラークを除去して、最後に歯根部を磨いてプラークが再付着するのを防ぎます。こういった定期的なケアが歯周病予防には効果的です。